BackupStreet >> DVDコピー解説 >> 120fpsの動画ファイルからDVDを作成する方法
■ 120fpsのAVIファイルからDVDを作成する方法 (メニューあり) - AviSynth
AVIファイルの中には右の図のように、フレームレートが120fpsであるものが存在します。
(「60fps」のものもありますが、このページのやり方で対処できます。)
このようなAVIファイルは、AVIファイルからDVDを作成する方法 (メニューあり) - Avi2Dvd で紹介した方法で作業を進めても、MPEG2エンコードをする段階で失敗してしまいます。
「Avi2Dvd」が使用する「QuEnc」や「HCEnc」といったMPEG2エンコーダーは、フレームレートが30fpsを超える動画ファイルを扱うことができないことが、その原因です。
そこでこの記事では、「Avi2Dvd」を普通に使っていても対処不能なAVIファイルから、なんとかしてDVDを作成してやる方法について、紹介していきたいと思います。
この記事の内容は、あくまでも「Avi2Dvd」では対処不能な動画ファイルの編集テクですので、このページをご覧になる前に、DVD化したいAVIファイルのプロパティ画面を開いてみて、上の図のように「フレーム率」が「30 フレーム/秒」を超えていることを確認するようにしてください。
» 「フレーム率」が「30 フレーム/秒」以下の場合はこちら
作業に入る前に、「Avi2Dvd」のインストール を済ませておいてください。
この記事では「Avi2Dvd」自体は使いませんが、一緒にインストールされる 「QuEnc」や「AviSynth」といったツールを使用しますので、忘れずにインストール作業をしておいてください。
- Step 1 - AVIファイルの結合
- Step 2 - AviSynth スクリプトの準備
- Step 3 - 「QuEnc」 の設定 & MPEG2ファイルの作成
▼ AVIファイルの結合
ドラマやアニメなどのAVIファイルをDVD化する場合、複数のファイルをひとつのDVDにまとめることになると思います。
ここでは、「Avi2Dvd」 といっしょにインストールされた、「Avi-Mux GUI」 というツールを使って、複数あるAVIファイルをひとつのAVIファイルにまとめていきたいと思います。
なお、DVD化したいAVIファイルが1つしかない場合は、このステップは読み飛ばしてください。

「Avi2Dvd」のインストール先(デフォルトでは、「C:\Program Files\Avi2Dvd」)に 「Programs」 というフォルダが、さらにその中に 「AVIMuxGUI」 というフォルダがあり、そこに 「Avi-Mux GUI」 がインストールされているはずなので、これを起動します。
「Avi-Mux GUI」 を起動したら上の図のように、「open files (add files via drag & drop)」 という大きなスペース内に、DVD化したいAVIファイルを、再生したい順に直接ドラッグ&ドロップして追加していってください。

ファイルを追加したら、追加したファイル名の上で1回左クリックし、その状態のままマウスをドラッグしてやることで、追加したファイルすべてを選択状態にすることができます。
(上の図のように、ファイル名がすべて灰色にハイライト表示されればOK!)
つづいて 「generate data source from files」 ボタンをクリックし、最後に 「start」 ボタンをクリックして、ファイルの保存先を指定してやります。
ここで、本当はファイル名は何にしても構わないのですが、説明を簡略化するため、とりあえずは「joined」 という名前を入力して「保存」ボタンをクリックしてください!
(保存先に指定したフォルダには、「joined.avi」というファイルが作られます。)
保存先を指定すると、ファイルの結合作業が始まり、上の例だと、3つのAVIファイルがひとまとまりになったものが生成されます。
ここでエラーが出てしまった場合は、DVD化したいAVIファイルのコーデックが統一されていない可能性が高いです。上の例では、ソースのAVIファイルのコーデックがすべて 「DivX」 に統一されていることに注意してください。(コーデックは、「DivX」でも「XviD」でも「WMV」でも「X264」でも、何でも構いません! ただし、あるものは「DivX」、別のものは「XviD」というように、異なるコーデックで編集されたAVIファイルを入力するとエラーになってしまうだけの話です。。。)
▼ AviSynth スクリプトの準備
AVIファイルをひとまとめにしたところで、早速、MPEG2ファイルを作成したいところですが、その前に、「120fps」(場合によっては「60fps」)という、どうしようもないフレームレートを何とかしなくてはなりません。。。
そこで、フレームレートを 「120fps」 から 「29.970fps」 に変換するための、AviSynth スクリプトファイルを用意してやります。(たとえば、下のようなもの。。。)
source = DirectShowSource("joined.avi", fps=29.970, convertfps=true) fpsChanged = source.AssumeFPS(29.970).changefps(29.970) return fpsChanged |
「メモ帳」などのテキストエディタを開いて上の3行のソースをコピーし、名前を付けて保存します。
ファイルを保存する際は下の図のように、保存先をソースとなるAVIファイルが保存されているフォルダにし、「ファイルの種類」 を 「すべてのファイル」 に変更、さらに、ファイル名の末尾に 「.avs」 を付けるのを忘れないようにしてください!
(ソースのAVIファイルがもともと1つしかないような場合は、AviSynth スクリプト内の「joined.avi」の部分を、任意のファイル名に変更するのをお忘れなく。。。)

スクリプトの編集が済んだら、いま作成したスクリプトファイルを開いてみてください。
「Windows Media Player 6.4」 が立ち上がり、DVD化したい映像が正常に再生されればOK!
▼ 「QuEnc」 の設定 & MPEG2ファイルの作成
スクリプトの準備が整ったところで、いよいよMPEG2エンコーダーの設定に移ります!
先程と同様に 「Avi2Dvd」 のインストール先のフォルダを開き、さらにその中の 「Programs」 フォルダを開いてください。中に、「QuEnc」 というツールがインストールされているはずなので、こいつを起動してやりましょう!

「QuEnc」 を起動したら、「Source AVS File:」 の箇所でさっき作成した AviSynth スクリプトファイルを開きます。
つづいて、「Destination File:」 の箇所で、完成したMPEG2ファイルの保存先を指定するのですが、ファイル名を入力する際に、末尾を 「.mpg」 にするようにしてください。
残りの設定は上の図のように、「MPEG-2」、「Use VBR」、「High Quality」、「2 Pass Encoding」 にチェックを入れ、「BitRate」 を 「8000」 に設定します。
設定が済んだら、「Advanced Options...」 ボタンをクリックしてください。

まずはアスペクト比の設定です。ソースのAVIファイルの縦横比 (「幅:高さ」のこと) を計算し、もっとも近いものを選択してやります。
(例:ソースのAVIファイルが 「704x396」 ならば 「16:9」 を、 「640x480」 ならば 「4:3」 を選択!)
「MPEG-2 Mux Profile」 の箇所は、「DVD」 になっていることを確認してください。

最後に、「Audio Codec」 を 「AC3」 に、「Audio Bitrate (kbps)」 の設定を 「384」 に変更して、下の「Apply」 ボタンをクリックしてください!
メイン画面に戻ったら 「Encode」 ボタンをクリックして、MPEG2エンコードを開始してください!
この続きは、以下の記事を参考にしてください。。。
★ 「DVDStyler を使う前の準備2 (チャプター分割の箇所のチェックなど)」 へすすむ
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